看護師の制服について: 看護師の仕事

看護師の制服に憧れている人は多いようです。

（女性と男性では「憧れ」の意味が違うこともあるようですが・笑）

看護師の制服のイメージといえば、ナースキャップに白衣のワンピースですよね。しかし、最近はナースキャップも無ければワンピースではなく、パンツ姿の２ピース制服が主になってきています。それは何故なのか、ということについてお話しようと思います。

まず、ナースキャップが何故なくなってきたのか？実は、ナースキャップは邪魔で不潔になりやすいのです。現実的な問題として、自分の身長プラスアルファで、自分の身長を高く把握して行動しないと色々な所にナースキャップをぶつけてしまい、ズレます。そしてズレたナースキャップを直す手間は、凄く無駄な時間になってしまいます。時間にしたらほんの数秒。でも、たかがそれが数秒だとしても、看護師はその数秒が大事な仕事なのです。

また、ナースキャップには意外にチリ・ホコリがたまってしまいます。つまり、不潔です。それが落ちてくるとなれば、更に不潔が増します。清潔な看護をしている時に、チリやホコリが落ちてくると、なんのための清潔看護なのかということになります。


次に制服についてです。何故ワンピースでなくなってきたのか？患者を運んだり、お風呂に入れる介助をしたり、輸送をしたり。看護師の仕事の内容は、ある意味体力勝負の事があります。そんなとき、スカートではとても動きにくいのです。ですから、パンツの白衣が増えています。

また、ナースサンダルも廃止されてきています。お洒落な白いサンダル姿というのは、好感が持てますが針や患者の血液が落ちたりした時、看護師自身、大変危険です。
今度注意して見てみてください。靴を履いて仕事をしている看護師が多いと思います。感染からはしっかり自分で身を守らなければいけないのです。

このように今と昔、看護師の制服や格好にも変化がありますね。白衣の色も、白のみではなく淡いピンク・ブルー・グリーン等あり、病院毎にそれぞれ違います。

実用的、機能的なだけでなくファッション性といいますか、着て楽しい、見ても好感のもてる制服がもっとどんどん登場してほしいものです。