看護師に向いている性格、人柄: 看護師の仕事

看護師向きの性格や人柄ってあるのでしょうか？
それは何だと思いますか？

それぞれの個性があるので、これがすべてではありませんが、一般的な考え方をお話しますね。

まずは、思いやりの心があって、他人のお世話をするのが好きなこと。これは当たり前で簡単のようですが、当たり前の事を実践する事が本当は一番難しいのです。
また別の記事にも書きましたが、学校生活・国家試験は大変厳しい物です。ですから、自身に厳しく・向上心のある方。そして凄まじく早い医療の進歩に付いて行こうと学習能力が高い方も看護師向きです。

でも能力として一番大事なものは何かという質問であれば、コミュニケーション能力・チームワーク能力でしょう。そういう人は大切な人材です。

看護師の仕事内容で基本的で大事なものが、コミュニケーションとチームワークだからです。

他の職員と意思の疎通が上手くいかず、コミュニケーションが取れなければ、医療ミスをしかねない。患者とのコミュニケーションが取れなければ、看護なんて出来るわけがありません。心がこもった声かけを行い、喋れない患者でもその表情等から何かしらのメッセージを受け取り看護の提供を行う。これが大事なのです。

ちなみに、会話を通して行うコミュニケーションを「言語的コミュニケーション」、相手の表情や行動から何かしら読み取るコミュニケーションを「非言語的コミュニケーション」と言うことはご存知かもしれません。コミュニケーションは後者が７割を占めるとも言われており、必然的に観察力・洞察力も必須になってきますね。

また看護の仕事は看護師だけで出来る物ではありません。チームワークが必要です。医師・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・放射線技師・看護助手等、色々な医療従事者とのチームで仕事をします。したがって、自分のみで仕事を進めていくのでは無く、一つのチームの輪にいるという事を常に自覚し、周りと協力して仕事が行える人が看護師に向いている人だと言えます。